2014年5月7日 営業担当者の雑記
GWが終了。私はカレンダー通りの休みでした。行楽地はどこも混雑するし、遠距離ドライブでの大渋滞も御免ですのでごく近場でのんびりでしていました。そんな中上野公園で開催中の「キトラ」と「栄西と建仁寺」を見に行ったのですがキトラ展は1時間半程待つ混みようでしたので日を改めてにしました。
「栄西と建仁寺」の目玉、俵屋宗達の「風神雷神図」はやはり素晴らしかった。あの時代は西洋では教会、あるいは大富豪がパトロンになって芸術家を支えたように日本も大寺院や豪商が芸術家を援助し大きな花が開いたのですね。大胆なデザイン、伸び伸びとした線、奔放な色使いなど活き活きとした風神と雷神は一枚の屏風を飛び出しまるで人々の頭上から風を、雷を浴びせかけているようなそんな勢いのある絵でした。また正に禅宗が広まってきた時代で僧侶の活動範囲は広くものすごいエネルギーが感じられました。栄西が中国から持ち込んだお茶は様式化した茶道にそして庶民のくつろぎタイムにと普及し今に至っているのですね。