10月19日 赤とんぼの歌

昨日突然「赤とんぼ」の童謡を思い出しその歌詞がいまいち理解できずモヤモヤが残ってしまいました。この童謡は三木露風作詞山田耕筰作曲の一昔前には誰でもが知っている歌だったと思います。この歌詞は「①夕焼、小焼の、赤とんぼ、負われてみたのはいつの日か。②山の畑の桑の実を、小籠に摘んだは、まぼろしか。③十五でねえやは嫁に行き、お里の便りも絶え果てた。④夕焼、小焼の、赤とんぼ、止まっているよ、竿の先」というものです。赤とんぼを見た作者が昔のことを思い出しているのは分かるのですが唐突に③でねえやは十五で嫁に行きお里の便りも絶え果てたというところが引っ掛かるのです。識者によると「ねえや」とは子守をしていたお姉さんのことで彼女が15歳でお嫁にいってしまい、それまで来ていた彼女の実家からの便りも来なくなったという意味なんですね。赤とんぼを見て幼いころの淡い切ない思い出がよみがってきたんですね。納得。