10月9日 経年劣化
今日の日経夕刊に美術家の森村泰昌氏があすへの話題というコラムに「経年美化」と題し書いていました。内容は経年劣化という言葉が新旧の世代交代が激しくなりだした2000年代以降使われだしたように思う。一方最近「経年美化」という言い回しを初めて知った。これはペルシャ絨毯の価格は新品よりも人が足で踏んで使いこなされた品物の方が価値があり値段も上がり、これをある番組で「経年美化」と呼んでいたというのです。彼はそこからデータは不死だと展開するのですが私は経年劣化の方に引っ掛かりました。最近病院に行くとさしてよく診察もしないで「お年ですからね」と言われる。私はまだ少し頭の回転が悪く、動作が鈍いくらいで「老年:経年劣化」と言われるほど衰えていないと思うのだが。女房も先日医者から病名より先に「だんだん衰えてきますからね」といわれたと憤慨していました。まだ腰と肩と膝を除けばピンピンしているのに経年劣化とは。