2014年4月30日 営業担当者の雑記
韓国旅客船「セウォル号」の事故発生から2週間が過ぎようとしていますがまだ行方不明者が100人近くいるとのことで遺族の方々の心痛はいかばかりか。事故原因について色んな専門家がマスコミで語っています。そんな中にはいくつか耳を疑うような話があります。例えば恒常的な過積載、多い時には基準の三倍もの貨物を積んでおりしかもその事実を隠ぺいする為に復元力用のバラストを捨てていたこと。本来なら事故の際に役立つはずの救命ボートが開かないようにロープで括っていたこと。乗客には船室に留まって動くなと指示した船長が真っ先に脱出し乗客を装い救助されたことなどを聞くにつけこれは起こるべくして起きた事故、人災だと思わざるを得ない。万が一の事故への訓練もなされていず救助する方も情報が少なかったのか人員、救助方法、などにも多くの問題があったようだ。楽しいはずの修学旅行が一転惨事になってしまった高校生など被害者のご冥福をお祈りします。