9月17日 巾着田の曼珠沙華
先日「巾着田の曼珠沙華」を開花前に全部切ってしまうと報道されていました。「巾着田」は埼玉県の西部、日高市を流れる高麗川が蛇行して出来た景勝地でその形が巾着に似ていることからこう呼ばれているんだとのこと。ここに群生している曼珠沙華は500万本ともいわれ最盛期には辺り一面が真っ赤に染まりそれは見事な光景です。私は数年おきに通っていますがこれほどの壮観な曼珠沙華の群生は他で見たことがありません。しかし今年はコロナ禍を防ぐため例年行われるイベントは中止そしてどうしても見物客が集まってしまうので開花前にすべての花を切ってしまったのですね。毎年花見客が全国から集まってくるようなので確かに今の状況ではやむを得ない苦渋の決断だということはよく理解できます。イベントが中止で残念という気持ちのこともありますが経済効果もあるでしょうから大変な痛手だと思います。全国各地でも同様のことが起きているのでしょうね。