2014年4月22日 営業担当者の雑記
先日朝日新聞のGLOBEにおもしろい記事が出ていました。
日本人はRとLの発音を聞きわけるのが苦手だが生まれたばかりの日本人の赤ちゃんは、この二つを聞きわけているというもの。米ワシントン大学などの研究チームによると生後6~8ヶ月の赤ちゃんでは日米の聞き分け能力に差がなかったが10~12ヶ月では米国の赤ちゃんの能力は向上し、日本の赤ちゃんは低下したとの結果が出た。英語のRでもLでもない「ラ」を母語として学ぶうち、赤ちゃんは二つの音の違いに注意を向けなくなっていくと考えられておりこうした事例は、他の言語でも報告されているとのこと。子供が言語を習得する過程をみると「不必要な情報に無駄に注目しないようにすることを無意識のうちに学んでいることがわかる。非常に合理的だ」と慶応大学の今井教授。とするとR、Lは勿論「ラ」も完璧に発音するバイリンガルはやはり育った環境なのですね。出来ない自分の弁解には都合のいい実験結果ですな。