7月28日 ダルメイン
先日テレビで「イギリスで一番美しい庭ダルメイン」というのをやっていました。イングランドの北東部、氷河が土地を削ってできた湖が点在する湖水地方にある12世紀から続くという「ダルメイン」家の庭を紹介しているものです。この地方はモスクワと同じ位の緯度ですが暖流の影響で年間を通して過ごしやすい場所のようです。ここの女主人が2万平方メートルという広大な庭に四季折々の1000種類を超すという色んな花をさりげなく植えているのです。早春のラッパスイセンからバラ、ダルメイン(ブルーポピー)、アリウム、オダマキ、ハーブ類各種のリンゴなどなど。実に景色に溶け込んで咲いています。なかに桜もありました。「桜?」実は19世紀後半「ソメイヨシノ」ができる前に日本の色んな種類の桜がイギリスに渡っていたのです。だからイギリスの桜は一斉には咲かず色も多彩で長期間咲いているのだとか。「湖水地方」一度訪れてみたい場所の一つです。