7月1日 線状降水帯

昨日今日と当地は物凄い強風です。雨の予報もありましたがそれはさほどではありませんでしたが、静岡方面では「記録的短時間大雨情報」とか「線状降水帯」といった気象用語がでています。1週間ほど前の長崎の豪雨もそうでした。同じ場所で次から次に積乱雲が沸き上がり活発な前線が長時間とどまり豪雨をもたらすようです。この時期の一か月分の雨が数時間で降るといった飛んでもない降り方です。下水は溢れかえり路上で噴出しちょっとした坂では滝のような流れとなり普段はほとんど水の流れもない小川に一挙に流れ込んだ水がものすごい形相で暴れまわり弱い部位から濁流があふれ出しあっという間に床下、床上浸水になってしまいます。この濁流は非常に流れが強くほんの30cm程度の深さでも人間は動きを封じられ流されてしまう可能性があるのだとか。このところほぼ毎年異常気象による洪水が起こっています。人間の予測を超えたエネルギーなのですね。