3月10日 東京大空襲
1945年3月10日夜中、ほんの2時間ほどの空襲で10万人以上の犠牲者が出、東京は焼け野原になった。そして全国の都市がこれでもかというほど焼き尽くされ破壊されてしまった。当時アメリカ軍はいかに効率的に日本の戦意を削ぐかということを熱心に研究していたようで大規模なシミュレーション、実験をしたうえでの行動だったようだ。戦争なのでどうしたら勝てるのかを研究するのは当たり前のことだからそこに言及するつもりはありませんがそれにしてもアメリカ軍のやり方は徹底的で凄まじかった。あれから75年。今やその時の傷跡は勿論実際の経験者もほとんどいなくなってしまった。嫌なことは忘れてしまいたいのが人間の習い性。まして「水に流す」風土、日本ではありますが「アメリカ憎し」ではなくかつてこんな恐ろしい出来事があったのだということは決して忘れてはいけないと思います。沢山の尊い犠牲の上に今を生きている私たちなのですから。