2014年3月20日 営業担当者の雑記
先日日経新聞夕刊「あすへの話題」に元宮内庁長官羽毛田信吾氏が「みそひき労働者」というタイトルでおもしろい話を載せていました。卒業式に歌う「仰げば尊し」の歌詞「忘るる間ぞなき」を「忘れる窓なき」と歌っていた。それは育った田舎では「ぞ」を「ど」と発音していたからでご丁寧に「惜別の情胸に迫り学び舎の窓の一つとて忘れがたいのだな」と見当違いの感傷にふけっていたというもの。あるいは学生運動はなやかりし頃アジテイターの「未組織労働者」を「味噌ひき労働者」と聞き違えていた話など。私も方言由来ではありませんが歌詞を聞き違えそのまま覚えてしまった歌、何故か聞き違えてそのまま使っていた言葉は山程あります。漢語が一杯の歌はまず唯の音でした。「きみがわよをは」「たまのよそおいうらやまじ」秀次君を「ひでぐつ君」、裸を「はらか」などなど。今だに意味不明の歌を沢山覚えています。