2014年2月13日 営業担当者の雑記
昨晩見るともなしにテレビをつけていたら中学の時鉄の棒が頭に刺さり脳を激しく損傷した人の話をしていました。脳をスキャンした映像が出ていましたがまったく半分がありません。素人ながらにこれはまず健常者には戻れないだろうと思いました。それからのお母様の献身的な介護、関る医者の知恵と可能性を探る学究的な態度、そして何より本人のリハビリに耐え抜いていく強い意志。初めは勿論言葉も文字も体もほとんど使えませんでしたが数年後に「お母」という字を書き母親への強い愛情を示した時はウルッときましたがそれは序章。さらにさらに努力は続き10年後不自由ながらも自立していく為の準備を始めたというものです。人間の体はどこかが使えなくなると他の部分がそれを補う能力があることは知っていますがこれほどまでにとは。