2014年2月3日 営業担当者の雑記
先日、「卑弥呼の鏡」との説がある古代の青銅鏡「三角縁神獣鏡」の金属製レプリカを製作し鏡に投影したところ、壁に投影した反射光の中に鏡の背面に刻んだ文様が浮かび上がる「魔鏡」と呼ばれる現象が起きることが分かったと報じられていた。これは3次元(3D)プリンターを使い三角縁神獣鏡の平均的な組成と同じ比率の金属粉を材料にレーザ積層造形法で製作したとのことで簡単にいうと背面に凸凹があるものの表面を研磨すると鏡本体にひずみが生じる為反射光にムラがでることに依るのだとか。古代の人がそんな原理を知って作ったとは思えないのだが話題の3Dプリンターが千数百年の不思議な現象の解明に役立ち古代鏡の研究に新局面をもたらしそうだということなのですね。