1月7日 アクション映画?

新年早々私の好きなハリウッドのアクション映画を見ているような事件が二つ報道されました。一つはゴーン日産自動車前会長の日本脱出劇。もう一つはアメリカがイラン革命防衛軍の司令官を隣国イラクで殺害した事件。ゴーン氏は報道によると軍人出身者が周到な準備をして行った逃亡劇のようだが、現在前職での不正な資金流用の疑いで起訴されており今回の脱出は日本の主権や法治をないがしろにする脱法行為で到底許されるものではない。逃亡先のレバノンは彼を罪には問わない姿勢とのことだがカリスマ経営者としての名声は吹き飛びただの犯罪者に成り下がってしまった。またアメリカのイラン司令官殺害はそれでなくとも緊迫していた中東情勢を一気に軍事衝突の危険に晒してしまった。トランプ大統領はそれを正当化するコメントをだしておりアメリカ国民にも賛同者はあるようだが自国の英雄を殺されたイランとしては簡単には引き下がれないのだろう。戦争にならなければいいのだが。