10月8日 営業担当者の雑記
今日の日経夕刊「プロムナード」がおもしろかった。「SEKAI NO OWARI」というバンドでピアノを担当している藤崎彩織という方が書く両親の話しで大阪弁の軽妙な筆致とも合わさりそのやり取りに笑いました。ご両親は中学で出会って以来50年近くずっと一緒にいるとのことなのですが仲の良さが生むいくつかのネタ。母から電話がかかって来たときのこと「もしもし、今お父さんと旅行中ちゃうん?」「そうやねん」「どしたん?」「あんな 折角旅行に来たのにお父さん寝てんねん」どうやらお酒の弱い旦那さんがお酒に付き合ってくれずに寝てしまったのを娘にグチっている様子。またある時は旦那がちらし寿司を何も見んとレンジでチンしたと悲しい顔をする。夫婦喧嘩は犬も食わないと妙に納得していたら弟が「オヤジ、チラシ寿司はチンすんなよ」と父の肩を叩いた。とまあこんな調子で話が進む。下らないことで喧嘩が出来る、それこそが50年関係を続けている秘訣なのかもしれないと括る。