7月22日 営業担当者の雑記
昨日年2回銀座ブロッサムである「桂米團治」の落語を楽しんできました。桂米團治は彼が小米朝と名乗っていた時からのファンで日曜日に東京であるという私にはありがたい企画なので欠かさずいっています。この会では大概得意の芝居噺が入っています。何しろ声が通り所作の一つ一つが決まっているので落語家がやるオチャラケ芸ではありません。昨日は「本能寺」という明智光秀三日天下の話しですが冒頭で下げにつながる「青田」をしっかり説明します。昨今は「青田刈り」などと学生を早い時期から自社に取り込むことを指していますが落語ではお金を払わないで見に来ている人のことを指すのだと教えます。話は光秀が信長になぶられ謀反を起こす状況を普段は使わない三味線やその他の鳴り物をバックに一人芝居で進めていきます。芝居の中身、枕の下げがどのように最後使われるのかは聞いてのお楽しみです。賑やかで品の言い擽りを混ぜての熱演には大満足でした。