6月25日 営業担当者の雑記

今朝いつものように京成津田沼駅で新京成に乗り換えて座ったらドアを隔てた隣の座席で大きなランドセルを背負った新一年生らしい男の子が泣きながら携帯電話を握っています。どうも自分の乗った電車が正しいのかどこで降りたらいいのか不安になり親御さんに聞いている様子です。すると隣に座っていた60年配のおじさんが優しく声を掛けここから五つ目の駅で「北習志野」というところで降りるんだよと教えています。子供はなお携帯を握ったままですがおじさんが更に同じことを優しく繰り返していると段々泣き声が普通の声になりそのうち携帯もしまいました。そして北習志野駅で子供が降りていくのが見えました。その子は手を振るでもなくさっと降りて行きまた又おじさんもごく普通に座ったままでした。でも私にはその子の後ろ姿が「安心感」で一杯なのを感じましたしおじさんの顔も姿も見えませんでしたが座席の辺りはふんわりとした空気になっていました。