5月31日 営業担当者の雑記
今日の日経夕刊「あすへの話題」が面白かった。柴門ふみ氏の担当。ご承知のように彼女はあえて漫画家というべきなのか幅広い活躍をしている女性ですが今日のテーマは「強調しない反復しない」。彼女から見ると結構こまめに家事を手伝っている夫のことを「嫌なこと全部を押し付ける夫」とグチる友人。その嫌なこととは郵便物をポストに入れるのをいつも妻に頼むこと、でもそれ以外に嫌なことはどうもなさそう。そこで柴門は「不満を言葉ににして繰り返すと、それがあたかも真実のように脳に付着してしまうことがある。特に<すべて><いつも>といった協調の副詞は、物事をどんどん真実から遠ざけてしまうので気をつけなくてはいけない。」という。「話が通じない上司に対し「どうしようもない馬鹿」という感情が一瞬思い浮かんだとしても、言葉にする前に忘れることだ。」若い時にこの言葉を聞きたかった。言葉にし顔に出し、態度に出してはやはりマズかった。