1月17日 営業担当者の雑記
去る1月13日に新春恒例米朝一門の落語に行ってきました。この銀座での催しはどのくらい続いているのでしょうか私も毎年通っています。何しろ米團治が小米朝のころからの大ファンなのです。今回は「上方落語の花形来る」と大層厳めしいタイトルでしたが会場についてまず驚いたのが座席です。28列28番と二階席最後尾。なんと大入り満員です。米團治も冒頭言っていましたが、こんなことは初めてだとか。今回は若手のホープ吉弥の「試し酒」がとてもいい出来で米團治はどんな高座になるのか期待していましたが十分大満足の出来でした。「稽古屋」を中入り前「高津の富」がトリでしたが達者なしゃべりと堂に入った所作、圧倒的な歌で3,500円の木戸銭におつりが出るほどでした。「稽古屋」は女性師匠のなんとも粋な様子、登場人物の使い分けも申し分なし。「高津の富」は上方落語らしい大仰な口ぶりがいかにも新春らしくもう涙を流し笑い続けました。