7月25日 営業担当者の雑記

庭のそこここ、街路樹のサルスベリが花を付けています。私の守備範囲で一番この木が多いのは二十世紀ガ丘の街路樹ですがここはまだほんの少しだけ。サルスベリは樹高が1m位の小さな木でも花を付けます。色も白、紫、赤、エンジなどどれも夏の空に映えるものばかりです。鎌倉極楽寺のサルスベリは樹高4m位あるでしょか、大きく枝を張り緑の中に見事な花が顔をだします。少し離れてみるのが丁度良くあんなに大きなサルスベリは知りません。漢字で「百日紅」と書くように見ごろが長く夏の花の代表選手ではないでしょうか。色と言い姿と言い夏の暑さに向かい疲れ知らずの青年のようでもあり葉を茂らせ木陰を作るのは頼りになる叔父さんのような気もします。「百日紅ごこごく水を呑むばかり:波郷」「百日紅涼しき木かげつくりけり:淡路女」人に依ってまるで印象が異なる句があります。この暑さどこまで続くのか底なしですがサルスベリに元気を貰いましょう。