3月9日 営業担当者の雑記

73年前の今日夜中から東京大空襲が始まりました。日経「私の履歴書」掲載中の山折哲雄もその惨状に触れられていますがこれが始まった経緯、実施方法などを見聞きするにつけ何と悲惨な、無慈悲な、徹底的な大量殺戮だったのだろうと思います。「日本軍の戦意を削ぐため」というお題目があったようですが真夜中、住民が逃げられないように外側から焼き一挙に夥しい数の焼夷弾を落とし東京を焼き尽くし10万人近い人々を殺戮した。木造建ての日本建築を如何に効果的に破壊するか、どうしたら住民に多くの被害を与えることが出来るのか等綿密にシミュレーションした上での実行。一説によると当時はまだ脚光を浴びていなかった米空軍を認めさせるための行動という話もあるようだが、その目的は恐ろしい程に達せられ東京は焦土と化した。そしてその責任者は後日本国から立派な勲章を貰ったとか。名古屋、福岡を始め日本の主だった都市への空襲が始まった日です。