1月19日 営業担当者の雑記
先日新春恒例の「桂米團治独演会」に行ってきました。年2回銀座ブロッサムで催されるこの回は毎年出かけています。元々米朝さんが大好きで彼が東京で公演する時は聞きに行ってたのですがその息子はどうなんだろうという気持ちで行き始め今ではすっかり米團治にぞっこんです。当日の3席の中には「7段目」という芝居話さらに米朝さんで聞いたことのある「天王寺詣り」が入っていました。昨今芝居話が出来る人はあまりいないように思いますが彼の場合芝居の所作が既に様になっているのです。とても間がよくリズムがあるので話に引き込まれてしまいます。しかも芸風は同じ芝居話が得意だった先代の正蔵は大違いでとにかく明るのです。私は実際に歌舞伎を見たことがないのですが彼の高座ですっかり見たような気になってしまいます。彼は今年還暦との事脂が乗った高座をこれからも大いに楽しみたいと思います。