6月6日 営業担当者の雑記
今日は九州南部、北部で梅雨入り、明日はさらに広がり本州でもとのこと。瑞穂の国はこの梅雨があるから成り立っているのかもしれません。植えたばかりの米には十分な水が必要です。植物はこの時期に降る雨で大きく育ちます。一方じめじめした天気は体にはよくないし食べ物は腐るし洗濯物は乾かないしと困ったことも沢山あります。昔の人達はこんな天気に慣れ親しみを込め多くの歌、俳句を詠じてきました。旧暦で言う「五月雨」が丁度この時期のことになりますが「五月雨の降りのこしてや光堂」「五月雨を集めて早し最上川」いづれも奥の細道の代表作ですね。芭蕉翁の頃は今のように冷蔵庫も洗濯機もエアコンもないのでまったく自然と上手に付き合うしかなかったのでしょうが、私達も梅雨時の不便さに対しほんの少しのゆとりを持って自然界を眺めると生命力が旺盛になり動き回っている動植物があるいは木々、花々が心を和ませてくれるかもしれませんね。