5月22日 営業担当者の雑記
今朝の日経に熊本城再生に向けた青写真が姿を現したとありました。去年4月の熊本地震の為壊滅的な被害を受けた熊本城の復興計画です。私は前職の入社後数年して熊本赴任になりました。熊本城から電車で20分くらいの所に住んでおり長男が出来たのもこの地でした。元々熊本には放水で有名な通潤橋をはじめとした石の建造物が伝統的にあり優れた石工が沢山いたと聞いています。長崎の思案橋も彼らの手に依るものと伝え聞いています。その石工達が築城の名手加藤清正の命を受け作った熊本城はそれはそれは立派でした。西南の役直前に焼けたようですが「武者返し」の石垣がそびえたつ天守閣は圧倒的な存在感がありました。テレビで飯田丸五階櫓の石垣が大きく崩れ中央部分の石が崩れ落ち辛うじて二か所で奇跡的に立っている姿は何ともいえない気分になりました。復旧には20年くらい掛かりそうだとのことですが何とかあの雄姿をもう一度見たいものです。