1月26日 営業担当者の雑記
各紙一斉に横綱稀勢の里を報じています。日経は「たたき上げ昭和の趣」と見出しを付けています。確かに昇進伝達式でも「横綱の名に恥じぬよう精進いたします」と簡潔な口上だったし式後の記者会見でも「尊敬される横綱、力士の模範になりたい」と面白みのないコメントでした。しかし何故か昇進伝達式で四字熟語が使われ始めましたが私はこれを苦々しく思っていました。普段まるで使われたことのないような言葉を取ってつけたようにいわれても「お前の言葉じゃないだろう」と思うばかりでした。インタビューで面白いことをしゃべるのも相撲とはまったく関係ありません。中卒も勝負の世界に無用な話。プロ野球ではおしゃべりの上手な選手が重宝されるようですが裸一貫ガチンコ勝負の相撲にそんなことはまったく必要ありません。各力士が勝負に拘り如何にして勝つかどうすれば負けないかのみに集中しそれを土俵上で見せて頂ければ結構だと考えます。力士まで芸能人になる必要はありません。稀勢の里の今後の活躍を期待します。