12月15日 営業担当者の雑記

今日は朝早く家を出て夕方外に出る機会があったので朝焼け、夕焼けの両方を見ることが出来ました。朝は結構青い部分が多く夕方は少し雲が掛かっているという違いはありましたがどちらもきれいでした。特に朝は有明の月が西の空にほのかに浮かびなんだか随分得をした気持ちでした。古来有明の月というと艶っぽい歌が多く読まれていますが通婚だった時代にはこの時間になると男女の別れが待っているのですね。「有明のつれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし:壬生忠岑」まあ私は今朝の空はただただきれいだなと思っただけで後朝の別れなどとは縁遠い人間なのですが。それにしても陽が後ろから当たり茜色に染まる雲そして辺り一面が段々薄赤くなってくるその時間帯、そんなに長くはないのですがとても神々しく大事な瞬間のように思えます。たまにはのんびり空を見上げるのもいいものですよ。