11月14日 営業担当者の雑記
今日11月14日は「芭蕉忌」です。320年ほど前の元禄7年旧暦10月12日大阪御堂筋で芭蕉が50歳の生涯を閉じた日ですね。学校で必ず彼の名前は教わるしその作品の一つや二つはまず誰でも諳んじています。古来多くの人たちが彼を、彼の俳句を論じており専門家でも俳句詠みでもない一ファンの私としては心に掛かる作品で彼を偲びたいと思います。何しろその生涯を俳句に捧げ多くの弟子たちの師匠として飯を食っていた人ですから名句と呼ばれる作品も数多くどれが一番好きですかと尋ねると十人十色なのかもしれません。学校でいい句だと教わったのは概ね奥が深すぎてそれでなくとも古典の素養がたっぷりの芭蕉句は一筋縄ではいきませんがそんな中私は「命二つの中にいきたる桜かな」が好きです。西行の「年たけてまた超えゆべし、、」を下敷きにしているようですがそんなことを知らなくても旧友との再会の喜びに言葉が弾んでおりこうとしか言いようがない表現がとても気に入っています。