10月27日 営業担当者の雑記
昨日東日本大震災で宮城県石巻市立大川小の生徒らが津波に巻きこまれ多大な被害者を出し被害者の父母らが学校側の責任を問うていた裁判で、学校側に注意義務違反があったことを認める判決があった。学校側は津波は予見できなかったと反論していたが判決は裏山に逃げることが出来たのに不適当な避難場所に向けて移動したのは過失があるという内容。市の広報車が高台への避難を呼びかけていたり児童、教員の中にも裏山に逃げようと進言した人もいたが退けられ70人を超す生徒10人の教職員が亡くなり助かったのは4人の生徒と一人の先生だけだった。防災行政無線が大津波警報の発令を伝えてから津波が襲来するまで40分程あったのにその間適切な指示がなされなかったこと。裏山まで走れば1、2分で着き津波から逃れらる高さにまで数分で行けたことなど遺族は悔やんでも悔やみきれないことだろう。切羽詰まった時にどこまで冷静な判断が出来るか難しい所もあるがやはり日頃からの訓練が大事だったと今更ながら感じます。