9月30日 営業担当者の雑記
昨日久しぶりで「ともき君」の甲高い声が家の中から聞こえてきました。彼は小学校2年生で少し小太りのとても快活な子です。小さめの愛車で何処にでも出かけ路地で友達とふざけ合いけらけら笑いながら遊んでいます。最近は少し大人びてきたのか話しかけると照れ笑いします。彼はお父さん、おばあちゃん、お姉ちゃんの4人暮らしで、おばあちゃんのことを「お母さん」と呼んでいます。彼が3歳のころ母親は二人の子供を置いて家を出て行きました。母親にどんな理由があったのかはよくわかりません。「ともき君」は連れて行ったようですがすぐに父親が連れ戻したとの事。両親に思い切り可愛がられて育った私には母親が突然自分を棄てていなくなるという状況が想像出来ず彼の事がとても気になります。「みどり児のわれを捨てにし母の行方尋め来てむなしわれすでに老ゆ:中西悟堂」幼いころに父親が夭折、母親にも捨てられた「日本野鳥の会」の創設者中西悟堂の悲痛なうめきです。涼しくなってくるとふっとこんなことが気になります。