7月26日 営業担当者の雑記
昨日帰宅途中の電車の中。私が帰る時間帯は大体混んでいます。昨日も電車に乗りこみ奥の方に入り吊革にぶら下がりいつものようにぼーっとしていました。すると前に座り本を読んでいたお嬢さんが立ち上がり「どうぞ」と席を空けました。とっさにちょっと強めに「結構です」と私。それだけのことですですが何故私が少々語気を強く「結構です」といったかというと、それほどの年でもないのにと思っていたからです。もう少し正確に言うと「俺ってそんなに老けて見えるのかな、そんなに弱弱しそうにみえるのかな」と思ったからなのです。確かに白髪にはなりました。腰とひざが悪くもしかしたら姿勢はあまり良くないかもしれません。最近鏡を見ると確かに顔の張りが以前ほどありません。お会いした人の名前がとっさに出てこないことがよくあります。一瞬「さて何をするのだっけ」と思う事も多々あります。それでも妙齢の女性への興味はまだ失っていないつもりの私が席を譲ろうとされた初めての経験。ほんの親切心で席を譲ろうとした若い女性のささやかな行動で私の心は千々に乱れました。