6月8日 営業担当者の雑記
朝刊にイスラエルに「スギハラ通り」の記念式典が行われたとありました。いうまでもなく第二次大戦中にナチス・ドイツの迫害から多くのユダヤ人を救った日本の外交官「杉原千畝」の名前にちなんで命名されたものです。戦後70年を過ぎ当時の関係者も数少なくなった今このような催しがあることに驚きます。ビザの発給を受けたと言うニナ・アドモニさん83歳も当時は12,3歳くらいでしょうか。きっと親から千畝氏から受けた恩について何回も聞かされそしてこの年まで生きて来られたのも70年前あの時杉原さんが取った勇気ある行動のお蔭だと感謝しているのでしょう。決して遠い昔のことではなく今に関ることなのですね。我々はともすれば全てを水に流すことで受けた恩まで忘れてしまいがちですがこうしてよその国の人たちがいつまでも杉原氏の功績を讃えているのは素晴らしくそして我々も見習わなければならないことだと思います。