6月1日 営業担当者の雑記
「ゆひ目解ばみな咲て居り萩の花:田上菊舎」昨日こんな句を見つけました。作者は天明・寛政の女性俳人のようですが何故気になったかというと、実は我が家の萩がまさにこの状態なのです。萩は毎年切っても切っても新しい芽を出ししかも伸び方がとても速くあっという間に1mほどになりました。枝をどんどん伸ばし横を通ることも出来ないので支柱をたて紐で結っているのですが、更に上に伸びるので一度紐を解いたところこの句のような状態が現れました。万葉の昔から好まれ秋の七草の一つでもあることから、勝手に萩は秋の野に赤紫色の小さな花を一杯付ける情緒のある花だと思い植えたのですがこれが間違いです。物の本に依ると荒れ地には他に先駆けてこの花が咲き英語でもBUSH CLOVERというようです。何しろ強い植物です。まあ腕白な子が時々見せる笑顔とでも思って精々大事にして行きましょう。