5月11日 営業担当者の雑記
昨晩日米両政府はオバマ大統領が主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が閉幕する27日に米国の現職大統領として初めて被爆地、広島を訪れると発表した。このニュースは人に依り歴史的快挙だあるいは謝らせろなどいろんな感想があるのでしょうが私は広島県原爆被害者団体協議会理事長の坪井直さんのコメントがすっと心に入ります。「生きているうちに来ることはないと思っていた。謝罪はいらない。人類の幸せのために何がいいか、広島で示してほしい。憎しみを超え、理性の力で一緒に手をつないでいきたい」私のように被爆者でもない外野席がこのように言うとただのおめでたい発言ということになるのだろうが実際に被爆しそのためいろんな場面で差別を受け続けた人の言葉だけに重みがあります。「日本を強調してはならん。格を上げて人類の話にせんと」ともいう。更にオバマ氏に望むのは原爆慰霊碑への献花と演説で核兵器の非人道性に触れることだ。あそこには「過ちは繰り返しませぬ」という言葉がぴしゃりと書いてある、と。