3月10日 営業担当者の雑記

昨日「人工知能、最強囲碁棋士破る」との報道がありました。英グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」が世界で最も強い棋士の一人、韓国のイセドル九段と対戦し全5戦の初戦に勝ったというのです。この「アルファ碁」君は過去の10万以上の棋譜を入力して自己学習を繰り返して強くなったと報じています。これは「ディープラーニング」という手法を囲碁に応用したもので、過去の棋譜から学習したり自分で対戦を繰り返したりして高い実力を備えプロに勝つにはあと10年かかると言われていた予測を覆したというのだ。人工知能の詳しい話は小生チンプンカンプンなのだが、もっと指手の少ないチェス、オセロなどではすでに実績があったのだが平均の指し手数が200以上という対戦相手としては難易度の高い囲碁でも勝ったということで人工知能が人間にかなり迫ってきたことを示す証拠と学者先生。それでなくとも人間よりロボットの方が早く、間違わないというのに学習能力まで付けてくるといつの日か「君は不用」なんぞと言われないかしら心配です。