2月25日 営業担当者の雑記
今朝は久しぶりにほんの少しですが雪が積もる寒い朝でした。先日83歳の男性が77歳の認知症の奥様を殺害したというニュースがありましたが、その男性が23日に亡くなったと報道されていました。奥様を殺したのは実は老老介護に疲れ無理心中を図ったのだが奥様だけが亡くなったこと。さらに留置所では水以外一切食事は口にせず、病院でも食事を取らず点滴をしていたのだという。何とも悲しい事件です。自分のこととして考えてみるとぞっとします。仮に妻が認知症になったとして徘徊したり昼夜の区別がつかなくなった時彼女を人間の尊厳を持って介護することが出来るだろうか。誰が好きこのんで長年連れ添ってきた妻に手を掛けましょうか。もうこれ以上他に方法がないと思ってしまった彼を誰が批難することができるのでしょうか。近所の人たちは助けることは出来なかったのかと自省し役所は相談があれば何とかなったのにとかいいますが彼としては無理心中が成功していればよかったのかもしれません。妻殺害から自ら命を絶つまでの彼の苦しみは想像を絶するものがあります。