2月24日 営業担当者の雑記

昨日会社からの帰宅途中いい景色を見ましたのでご紹介します。会社を出るとまもなく個人所有の梅林があり5,60本の白梅が植わっています。そこは道沿いではありますが1.5m位高いところにあります。6時過ぎくらいでしたでしょうか会社を出てまもなく遠くから梅の香りが漂い始め近づくにつれ段々濃くなってきます。空は薄暮れでまだ少し青さが残ってはいるものの辺りの景色はくっきりとはしていず、少し見上げると垣根の向こうに満開の梅の花が薄墨で描いたように見えます。さらに昨日は満月だったのでまだ上りきらないお月さんがまん丸く木々の間から見えます。お月さんの色も煌煌と照らす黄色ではなく少し白っぽく全体がぼやっとしています。夕暮れの桜のような妖艶さとは違いゆっくり流れる時間と薄ぼんやりとした空間と清らかな香りが混然一体となって一幅の墨絵を見ているような何とも雅な夕暮れでした。春は曙も結構ですが夕暮れも味があるもんだなと思いました。