12月10日 営業担当者の雑記
昨晩宇宙航空研究開発機構(JAXA)は金星探査機「あかつき」を金星周回軌道への投入に成功したと発表した。この「あかつき」は2010年に打ち上げたが主力エンジントラブルの為周回軌道に投入できなかったものだが金星へ再接近するこの時期に小型エンジンを使って軌道に乗せたとの発表。宇宙も金星周回軌道も全く分かっていない私の頭脳を飛び越えた快挙なのだろうと思います。金星に最接近するのは2016年の予定だったのを少しずつ軌道を修正(ここからもうそのメカニズムがわからないのですが)し何万通りだかある軌道のなかから金星の周回軌道に乗せるのにベストな道を計算したとのことです。私にとっては5年間毎日どれがベストなのか計算を続けた広瀬研究員の、軌道投入にあたり夫が「豆乳鍋」を作ってくれたというダジャレが唯一理解できた話ではありました。それにしても地球からは25万kmも離れ交信にも数分かかるという「あかつき」に信号を送りこんな緻密なことが出来るのかとただただ感心するばかりです。