9月11日 営業担当者の雑記

昨日書いた「線状降水帯」はとんでもない被害をもたらしました。日光の温泉地を流れる鬼怒川が下流の茨城県で土手を決壊し沢山の家々が水に浸かったり流されたりしました。雨はそれほどでもなかったようですが上流からの濁流が弱い場所を崩してしまいあっという間に水が流れ込んだようです。ものの10分位で膝くらいまで水位があがってしまったとのことで勢いがある水のなかを歩くのは困難を極めほうほうのていいで逃げ出した方、結局閉じ込められた人、さらには屋根の上、電信柱に捕まりかろうじて流されないでいる人たち。こんな時テレビの画面は非情です。勿論遠くから映しているので助けようもないのですがすぐそばに見えるのになどと思ってしまいます。自衛隊、消防、警察の人たちが腰まで水に浸かりヘリコプターで、あるいはゴムボートで救出していました。数十年に一度の災害と報道されていますが決壊した土手は国も危険な場所という事が分かっていたようでまもなく嵩上げする予定だったとか。被害が最小限に収まるように祈ります。