7月6日 営業担当者の雑記

近代日本発展の礎となった「明治日本の産業革命遺産」が昨夜ユネスコの世界文化遺産に登録されたとの発表がありました。8エリア23施設が対象でいずれも明治期に建設された鉱山、造船所、港などで以降の急速な日本の産業発展に大きく貢献していった施設ばかりです。構成施設の中には長崎県の軍艦島など老朽化が激しい施設がありその保全には多額の費用がかかることまた旧官営八幡製鉄所のように現在も稼働している施設もあり行政と所有者との調整が必要などこれからの課題が沢山あるようです。大昔学校の教科書に出てきたところが多いので親しみがある施設なのですが世界遺産登録後でも保全が十分でなければ取り消されるケースもあるとのこと。実際にこれらの保全計画を進めていく中では解決しなければならないことが多く期待しているようなおいしい話ばかりではなさそうです。