6月25日 営業担当者の雑記
会社のすぐそばに国分川という小さな川があります。いつもはほとんど水が流れていない川ですが岸をコンクリートで固めていず水草が生え放題で野鳥の格好の巣になっています。丁度一年前のこの時期雨が降る中小学一年の男の子が春木川にかかる橋の欄干から雨で増水した川に転落し3日後下流の国分川高杯橋の下で発見されました。今日この橋を車で通ったのですが発見現場には水と花が供えられていました。橋の入口には薄いピンクのタチアオイが7,8本咲いています。梅雨入りの頃に咲き始め梅雨明けと共に花期が終わることから「ツユアオイ」の別名があるそうですが、この花が咲くころになると亡くなった子供の事が思い出されるのでしょう。忘れようとしてもそうできない親ごころが身にしみます。人の子ながらせめて花の時期だけでも供養してさし上げようと手を合わせて通り過ぎました。