6月16日 営業担当者の雑記
今朝の日経に闘う農業と題したシリーズ記事が目を引きました。市街化区域などの厳しい規制が敷かれる東京の農地はどんどん失われ素人が農業を始めて暮らす場所としては想定しにくくなった中、8年前都内で福祉関係の仕事をしていた若い夫婦が農業に興味を持ち神奈川などの行政窓口に相談したがいろんな理由をつけて断られ諦め半分で都農業会議の松沢氏に相談したところ高齢化など農家に潮目を感じていた彼から「やる気があれば何とかなる、応援するよ」といわれた。彼の尽力で瑞穂町の畑を借り「非農家出身で就農したのは初めて」と新たな「東京農民」が生まれた。当初は大変だったが今は無農薬栽培が固定客を掴み生活も軌道に乗ってきた。これに刺激を受けた100人を超す就農希望者がこの1年間で松沢氏を訊ねてきたというもの。どん底に映る農業なのに挑む人々がいるということで次回が楽しみ。