5月29日 営業担当者の雑記

朝刊に「忘れていても脳には記憶」というリードで面白い記事が載っていました。理化学研究所脳科学総合研究センターの利根川進センター長らの研究チームが発表したもので、ある部屋で怖い経験をしたマウスの脳の記憶痕跡を操作し思いださないようにした後その記憶細胞痕跡群に光を照射して人工的に活性化させると怖い記憶を思い出し別の部屋にいれてもすくんでしまったというもの。脳の各部分がどんな役割をしているのかの研究はこのところ急速に進んでいるようですがこの実験結果はアルツハイマー病の記憶喪失解明に役立つ可能性があるとのこと。二階に上がって何をしに来たのか思いだせない、人にあって挨拶したが誰だったのかどうしても思い出せないというのが日常茶飯事の私にとって嫌な記憶は思いださないでもいいのでいい記憶はいつでも思いだせるようになるといいです。