3月13日 営業担当者の雑記

今日の朝刊にソメイヨシノは上野公園にある1本が原木になり全国に広まったと考えられる、とする遺伝子解析などによる研究成果を千葉大のチームが纏めたと報じられていました。全ての木がクローンであるソメイヨシノの起源の解明につながるものでとても興味深い内容です。江戸時代に駒込染井村の植木職人たちがオオシマザクラとエドヒガンを掛け合わせて作った新種だという説が有力だということは知っていましたがそれが科学的に裏付けされようとしているのですね。小石川植物園にあるオオシマザクラはおおらかに天を目指していますし、神代桜や薄墨桜で代表されるエドヒガンは寿命が長くいかにも年月を経てきた風格がありますしベニシダレザクラの代表格三春の滝桜はその姿に神々しさすら感じます。全国にソメイの名所は数知れませんが東京では千鳥ヶ淵の桜が周辺の景色と併せ私は大好きです。愈々桜の季節になります。