2月18日 営業担当者の雑記
甚だ私事ですが今日2月18日は母親の8回目の命日です。享年81歳。戦後数年で結婚し物のない時代に皆同じ環境だったとはいうものの大変な苦労をして私達を育ててくれました。長男だった私は着るもの、食べ物、教育など精一杯の愛情を受けて育ちました。貧しい中大学にも行かせてくれました。晩年は心臓を悪くし手術も出来ない状態でずっと入院していましたが痴呆症にもなり、孫を連れて行っても名前を間違えたり、ショックを与えないように医者と相談して亡くなったことを隠していた父がつい今しがたまで居たなどと言っていました。礼をいうのが遅すぎました。若い時はともかく後半生の父母ははたから見ても仲睦まじく特に父親の献身的な介護はいつも感心していました。最後は本当に命の火が消えるように安らかに眠っていきました。今日は久しぶりにお線香を焚いて母親と話をしようと思います。