11月10日 義父との面会

入院中の98際になる義父がかなり衰弱し年内一杯持つか微妙だという連絡が義弟からありました。普通の食事をしたいらしいのですが消化しないので流動食にしているのですが「こんなものは食わりゃーせん」と看護師にいって困らせているようです。お芋さんが好きなので義弟が時々スプーンにすくって食べさせると喜んでいるとの事。「姉ちゃんも芋ば食べさせてみんね」との義弟の問いかけに生きている間に会っておきたいと明日妻が福岡に行ってきます。長男もそれを聞いて祖父に会いたいとのことで一緒に行くようです。不思議なことにまだらボケ状態でも敏感で「なんしにきたとや?」と言われそうなので長男の出張ついでについてきたとの答えを用意しているとのこと。滅多に会うことがないのに親子揃っての面会で自分の死期が近づいていると悟られたくないということでの芝居です。いくつになっても親は親しっかり親孝行じじ孝行して欲しいと思っています。

11月8日 京都冬の味覚

日経夕刊に京都の漬物「千枚漬け」の漬け込みが本格的になったと出ていました。「千枚漬け」は京都の代表的な冬の味覚で京野菜直径20cm、重さ2kgほどの京野菜「聖護院かぶら」を厚さ2.6ミリほどに薄く切り塩で下漬け後北海道産昆布と秘伝の調味液で本漬けし約1週間で完成するものだそうです。程よい酸っぱさで昆布のぬめり感がありながらシャキッとした食感が特徴です。私は学生のころ阪急百貨店の漬物売り場でバイトをしていました。今回報道陣に作業を公開した老舗漬物店「大安:ダイヤス」の商品も売っており「千枚漬け」「すぐき」などが売れ筋でした。皮むきなどの一部工程で機械が用いられるがかんなで薄く削るなどほとんどの作業が昔ながらの手作業なのでそれなりに値が張りますがやはり京都の冬の味覚として欠かすことは出来ないようです。皆様も一度ご賞味あれ。

11月7日 バカ陽気

驚きました。11月に入って夏日ださらに真夏日だなどというニュースを聞こうとは思いませんでした。間違いなく紅葉前線は南下しているようではあります。当地でも再々話題にする常盤平ケヤキ通りは大分セピア色に染まってきました。ただ紅葉と半そでの取り合わせには違和感ありです。朝晩の温度差があると紅葉は進むのだそうです。確かに朝晩は冷え込んでいますが昼の暑さは異常です。。11月に入り街ではクリスマスのイルミネーションが飾られ始めました。それでも昼間のこの暑さは似合いませんね。ホワイトクリスマスとはいわないまでも半そでクリスマスを北半球でにはまだ体が追いついていません。秋はだんだん短くなるというので四季は春秋がうんと縮まり熱帯に近づいていくのでしょうか。私の命ある限りは四季が続いてほしいものです。

11月6日 読売歌壇栗木京子

今週の選は3席とは違う作品から「ビル群の消えていつしか田畑見ゆ家路は近し総武本線:匝瑳市 木島仁美」これを選んだ理由は「匝瑳をそうさ」と読める人はまずいないだろう更に位置関係となるともっと難しいです。そして総武本線。これは東京駅から銚子駅までですが主には千葉駅から銚子駅までを指します。私は千葉駅から銚子駅まで総武本線に乗ったことはありませんが千葉駅周辺には大きなビル群が立ち並んでいます。それから銚子の方に向かうとだんだん寂しくなっていきます。銚子だ南総だというと一旦千葉がターミナルになります。千葉から離れていくと自宅に近づいていくのですね。毎日の通勤なのか田畑が見え始めてくると我が家近しということで今日も一日終わったという気分になるのでしょう。ほっとした様子が目に見えるようです。

11月2日 日本シリーズ

日本シリーズ、今年は阪神タイガース対オリックス・バッファローズの関西チーム同士ということでいまいち関東では盛り上がりに欠けているようですが、昨日で2勝2敗のタイになりました。ところで阪神タオガースはもう長い伝統のあるチームですがオリックス・バッファローズは紆余曲折のあったチームです。その昔近鉄バッファローズと阪急ブレーブスというチームがありました。どちらも鉄道が母体の球団でリーグ優勝もしたことがありましたが球団経営がうまくいかなくなり身売りをするといったとき両球団が合併しそれを当時急速に大きくなったオリックスが買い上げ所属選手は「楽天ゴールデン・イーグルス球団」とに分かれたように記憶しています。今は球団経営を黒字にするという当たり前のことが当時は母体会社の宣伝のため赤字覚悟といった雰囲気がありました。巨人があるセリーグの方が圧倒的に人気がありパリーグの選手たちが羨ましがっていたようです。。