2月10日 今日の雪

千葉の家を出るときは降っていなかった雪が前日の天気予報通り新京成みのり台駅に着いたら降っていました。途中では寝ていたからわからなかったのでしょう。2月のこの時期関東で雪が降るのはそう珍しくはないと思いますが何しろ雪に弱い都会ですし前回の失敗に懲りた鉄道会社は準備を整えていたようです。午前中は固形分が多かったのですが午後からは液体の方が多いようです。昼食を彼岸花で紹介した松戸金ケ作祖光院の駐車場で食べたのですが目の前に植わっている一本の椿がとてもきれいでした。寒椿だと思いますが大きく張った枝に咲く真っ赤な花と深緑の葉に今朝降った雪がうっすらと積もっておりその対比は何とも見事でした。椿は余程手入れされていないと何となくみすぼらしくなるのですが今朝の雪が汚いところを消し去り浮き出たような景色でした。今日の雪で大変な目に合っている方々には申し訳ありませんが久しぶりの雪を楽しませて貰いました。

2月9日 東京五輪談合事件

遂に大会組織委員会大会運営局の元次長が捕まった。電通と二人三脚で受注調整をしたのが入札談合とみなされたようだ。それにしても今回のオリンピックは問題だらけでした。選手もスタッフも関係者はそれぞれ一生懸命にやり我々に感動を与えてくれたのですが運営の方がどうもいけません。規模が大きくなりすぎて結局イベントの専門家である電通に頼り私物化したのだろう。かつて必要悪だった談合は今は告発が強化されている。思い起こせば1984年ロスオリンピックでそれまで赤字が出すぎ開催の名乗りを上げる国・都市がなくなってきていたのを実業家のユベロス氏が大会組織委員長となり大改革をした。それがテレビの放映、スポンサーの協賛、入場料見直し、グッズ販売でこれによりおよそ400億円の黒字となりアメリカの青少年やスポーツ用に全額寄付された。この成功が五輪商業主義の発端だが今回の事件はそれが歪な形で表面に出てきたものでしょう。

2月8日 月と暖炉と蝋梅と

家から最寄り駅に行く途中に暖炉がある家と車5台分の駐車スペースがある広い敷地の家が並んでいます。駅の方から歩いて来て踏切を渡るとまず薪を燃やしている匂いがしてきます。木を燃やした時の何とも言えない香りはたまりません。我が家の暖は電気ですので暖かい風が流れてくるだけです。以前は石油ストーブを使っていましたが石油は油臭いだけで何の感慨もありませんが、かすかに覚えている小さい頃のかまどで木がはじける音、赤く燃える色、炎はいまだに実感が残っています。このお宅の玄関先には暖炉用なのでしょう7,80cmくらいに切りそろえられた木が積んであります。そしてそこを通りすぎるとお隣の庭の方から蝋梅が香ってきます。確か一本しかなかったと思うのですがとても鼻孔をくすぐります。夜目に花は見えないのですがふくよかな甘い匂いがしばらく続きます。街燈もない狭い道ですが月の光と暖炉の匂いと蝋梅の香りと、贅沢な道です。

 

2月7日 トルコで大地震発生

6日未明トルコ南東部、シリアとの国境近くでマグニチュード7.8の大地震が起き大変な被害が出ているようです。今までで既に4,000以上の死者が確認されておりこれから実態が明らかになるとどこまでの被害になるのか。東日本大震災はM9.0で今回のより大きかったのですがテレビでみていると建物の崩壊が凄まじく屋上から一気に崩れ落ちています。あまり地震が起きない場所なのかどうも耐震性が非常に脆弱なようです。そのため壊れた建物の中に閉じ込められた人がどれほどいるのか見当もつかないようです。生存者救出には24時間以内の発見が大事だと言われています。日本をはじめ各国が救援に向かっているようでロシアもウクライナもトルコ政府に救援を申し出ているとも伝えられています。人の力では防ぐことの出来ないとてつもなく大きなエネルギーで大地が動くのですね。こんな時にこそ地震国日本の経験が活きます。救助隊の皆様頑張って下さい。

2月6日 読売歌壇栗木京子

今週の選「亡き父母の面影やどす我が顔に向かいて「おはよう」今日を始める:高山豊子」不思議なもので若い時から今に至るまで顔の印象は随分変わってきていますが年を取るにつれだんだん父母に似てきているように思います。弟は私に「お父さんと同じ格好をして歩くね」といいます。腰が悪かったりするのも似てきました。鏡に映る顔も何となく後ろから父親が出てきそうな雰囲気です。遺伝子を受け継いでいるのですから当たり前といえばそうなのですがちょっとした仕草、しゃべり方、歩き方などまでは遺伝しないと思いますがなんか似てき始めました。昨年は父親の今年は母親の17回忌です。頭に浮かぶ両親はいつも若くそして私もそれより若いのです。夢に出てくるときは。家の動くアルバムのなかにそんな両親の写真が入っています。孫たちの写真と一緒に。実際には会っていないジジババと孫たちがアルバムの中で会話をしているようです。

2月3日 コロナ規制緩和

政府はコロナ対策を緩めと発表しておりそれに伴い卒業式のマスク着用はどうするかといった議論もなされています。とにかくコロナ下で飲食店への各種制限、イベントの中止など本当に商売が瀕死状態の方も多いのだろうから大方この制限緩和は受け入れられるでしょう。一時期の何が何でも絶対阻止とかコロナに打ち克つといった乱暴な意見ではなくウイルスとは上手に付き合っていくことが大事であまり神経質にならない方がいいとの認識も出てきています。人類が出現して以来数しれないウイルスにが出現しそのたびに何とか生き残ってきた歴史があります。もう少し冷静に科学的になった方がいいと思います。ただ「世間の目」が問題ですね。多数がマスクを外すようにならないと自分からは外さないという人が多いようです。「マスクをしましょう運動」が成功したのは無形の外圧だったのですからさあ外しましょうといってもね?私は人混み以外外しますが。

2月2日 節分

明日は節分です。新聞に豆まきの豆、恵方巻を小さな子供に与えるときは喉や気管に詰まらせないように気を付けましょうと出ていましたが「恵方巻」という行事を我が家ではしたことがありません。そんな行事があることもしりませんでした。関西初だとのことですが何時頃からでしょうかこの時期になるとコンビニなどで盛んに宣伝し始めたのは?バレンタインデーのチョコレート、クリスマスケーキと商売になることならなんでも取入れるのが得意な日本ですから何の不思議もないのですが。話は飛んでしまいますが東京銘菓「ひよこ」というのがあります。福岡の人にいわせれば「あれは博多のお菓子たい!」というのでしょうが別会社を作って東京土産としての売り込みが成功し今やだれも東京発だということに疑いを持たないと思いますが「恵方巻」もそのうちに全国に広まりその出自は忘れられてしまうのでしょうね。地方独特の行事というのがあってもいいと思いますが。

2月1日 オバカさん

このところまたオバカな動画事件が続いています。回転すし屋でバカ男が商品に不衛生なことをしてそれが拡散しており気付いた店が警察に訴えたというものです。この男店内カメラが映していることが分かっていての犯行です。インタビューでは「面白い半分としても度が過ぎる」といったものでしたがいやいやそれでは収まらないでしょう。店の信用が大失墜する可能性があるのですから刑事事件としてだけでなく損害賠償を請求されるかもしれません。私はこの手の犯罪の動画ががどうして拡散されるのか分かりません。何がおもしろいのでしょうか、そしてそれを他の人に知って欲しいのでしょうか?長い時間とお金をかけて築き上げてきた店の信用がこんなバカもののために一瞬にして崩壊するとしたら「ごめんなさい」では済まないでしょう。こんな動画を見て喜ぶ人がいるからやるのでしょうがとんでもない金額を請求されて青くなっても後の祭りなんですが。