2月10日 雨から雪へ

降雪情報が出ていますので今朝は何となく心の準備をして家を出ました。幸い通勤時は雨だけでしたが段々気温が下がり始め昼前からはヒーターをストーブに替えました。私は広いスペースに一人でいますのでヒーターのように全体を温めるのでは今日のような寒さには向いていません。ということで局所暖房に替えました。ところで昔「♪雨が雪に変わり、、、」という歌がありましたが今午後4時。先ほどまでは唯の雨=液体だったのですが少し固体交じりになり始めました。まだ非常に薄いシャーベット状で時にふわふわしたものも落ちています。気温は相変わらず低いので夕方でこの状態ですと今晩から明日にかけ雪になるのでしょう。一晩で50cmといった飛んでもない量の雪が降る雪国の生活はとてもできませんが九州生まれの私としては雪への憧れが少しだけあります。実際に降ると不慣れな身には大変なのですが一年に数回の雪は悪くはないかな。明日は休みだし。

2月9日 降雪予報

天気予報によると10~11日は関東地方の平野部でも雪になる可能性があるとのこと。先日東海、近畿、北海道に大雪をもたらした「立春寒波」が一段落し今度は日本の南岸沿いを低気圧が通り太平洋側で天気が崩れやすくなるが上空の寒気や低気圧の発達具合などわずかな違いで結果が大きく異なり予報官泣かせの天気になるのだとか。10日の低気圧は首都圏を含む太平洋側で雪をもたらす公算が大きいとの予報。前回の大雪の時は前夜から出来るだけ道の真ん中を開けるようにして除雪をしましたし、近所の皆さんも自分の家の前はきれいにしていたので何とか最寄り駅まではたどり着け電車もおおきな遅れはなかったように記憶しています。会社のまわりは雪が相当積もっていましたが融雪剤を撒いたとかで比較的早く溶けました。さてさて明日はどうなることやら。私は膝が悪く咄嗟の動きに対応しづらいので凍った道を歩くのは苦手です。大雪にならないといいのですが。

2月8日 高梨沙羅

北京冬季五輪が始まりました。私は冬のスポーツはほとんどした事がなくあまり興味はないのですが昨日たまたまテレビを見ていたらジャンプの高梨沙羅選手が失格と出ました。ノルディックスキー・ジャンプ混合団体に出場した彼女は1回目の飛躍が103Mとチームを勢いづける大ジャンプ。ところがその直後スーツの両太もも回りが規定より2cm大きかったとの理由で失格。私はルールを知らないので何が起きているのか全く分かりません。沙羅選手は泣きじゃくり同僚が慰めに行きます。妻は「何故だ」といい私は「想像するに体よりスーツが大きいと規定以上に浮力が出るためかな」などと適当なことをいっていると2回目に進める8位に滑り込んだ事が分かった沙羅選手は「最後まで飛びます」とコーチらに決意。見事K点越えの大ジャンプ。1本目が失格にもかかわらず結果は4位。失格後の大ジャンプに仲間は「やっぱり沙羅は強い」と失意の沙羅に惜しみない称賛。

2月7日 グーグル故障

先日来家んびおPCでグーグルが使えず困っていました。週一、ウイークエンドにしかPCは開きませんがそれでも何かわからないことや、花の情報、観光などを調べるのに使っていますのでグーグルが動かないと困ります。グーグルの画面を開き文字を打とうとしたら文字が打てないという症状なのでその旨スマホで調べたらいくつかの解決方法が出ていました。大体パソコンの言葉がよく理解できていないのですが、不要のアプリを減らすとか過去の履歴を消すとかが出ていましたので苦労しながらそれぞれ試しました。するとどれが効いたのか分かりませんが文字が打てるようになりました。早速我が家の鹿児島紅梅に二輪花が付きましたので関東近辺の梅の見ごろを調べました。やっぱりグーグルは手放せません。

2月4日 球春

今年もプロ野球のキャンプが始まりました。開始早々からコロナ感染者が出たりして普段とは様子が違うようですが今年の話題はやはり「ビッグボス」なのでしょうか。ただの派手好き、目立ちたがり屋という印象が強いのですが甲子園を沸かした清宮選手に「少し太り過ぎでは?」と声をかけ早速清宮選手は減量したとか、野球以外のコーチを外部から呼んだり新しいこともしているようです。まああれだけ連日マスコミが彼の一挙手一投足を取り上げれば球団の宣伝費用はもう十二分に取ったのかもしれません。開幕前のこの時期はどこのチームも優勝候補。まして去年はどの評論家も予想が外れ前年最下位のヤクルトとオリックスが優勝したのですから去年成績の良くなかったチームも今年こそはと気合も入るでしょう。4月にはコロナが落ち着いて普段と同じように有観客になるとまたプロ野球も盛り上がってくるのでしょうね。

2月3日 節分

今日は節分。自由律俳句の尾崎放哉に「節分の豆をだまってたべて居る」というのがあります。世にすねた放哉が一人で節分を祝って(呪って)いるのでしょうか。我が家ではもう子供が家を出て久しいのですが必ず豆まきをしています。子供が居たころは定番通り大きな声で「鬼は外、福は内」といいながら豆をまいていましたが最近は外に聞こえないように小さな声で「鬼は外」と少量の豆を放り、すぐに戸を閉め「福は内」といいながらこれまた少しづつの豆を部屋のあちこちに置いて回ります。まくとあとで拾うのが大変だというショボクレ親父なのですがこれを拾って食べます。妻は年の数ほどというのですがお互い中々そうもいかない年になってきましたのでバースデーケーキに立てるローソクのように10歳で括って食べます。と私はいっていますがきっと今晩はこの儀式がある筈です。というわけで明日は立春。春はもうそこ。「旧暦の節句の鯉がをどって居る夜:放哉」

2月2日 石原慎太郎氏逝去

昨日石原慎太郎氏の逝去が報じられました。作家で石原氏の都知事時代に副知事であった猪瀬直樹氏は彼を評して政治活動は石原氏の作家の延長線上にあったと語っていました。少々補足が必要なコメントで分かり辛いのですが「官僚の作った原稿を読み上げるだけなら波風は立たない。自分の言葉で話したからこそ失言のも飛び出した」というところはよくわかります。基本的にはエンタテイナーなんでしょう。ベストセラー作家を目指していたと聞きますが政治の世界でもどんな内容をどんな言葉でしゃべれば読者(聴取者)が興味を持ち反応を示すだろうかということを計算して話していたような気がします。記者が敢えて気に障るような質問をするとわざとまな板に乗りべらんめい調で物議をかもす発言をすることで彼の意見が取り上げられることを読んでいたのではないかとも思います。最後まで忖度なしのお坊ちゃま気質の抜けない一貫した生き方の人でした。合掌。

 

2月1日 勝ち続けるために

今日経夕刊の「人間発見」というコラムに剣道家の宮崎正裕さんが出ています。この方は「平成の剣豪」「宮崎の前に宮崎なし宮崎の後に宮崎なしと称賛され全日本選手権で不可能と言われた二連覇を二回、通算六度の日本一に輝いている人です。彼の剣風は守りに重きをおいており竹刀が基本である体の中心から外れることが多くあった為日本一にふさわしくないとの批判を一部で受け「良い剣道とはなんなのか!」と悩んだそうです。しかし審判が旗を上げたのだから一本だ。おかしいというなら審判を批判しろという言葉に勇気付けられ少なくとも自分は悪いことはしていないと考えられるようになった。相手を徹底的に研究し癖を見抜き守りに活路を見出し何十年もかかったが最終的によけてから打ちに転じるところまで完成度をあげた。勝つためには守りが重要だ。攻撃的で強い人はいるが試合で勝つ人に共通しているのは「打たせない」ことだと言います。重い勝負師の言葉。