2月1日 勝ち続けるために

今日経夕刊の「人間発見」というコラムに剣道家の宮崎正裕さんが出ています。この方は「平成の剣豪」「宮崎の前に宮崎なし宮崎の後に宮崎なしと称賛され全日本選手権で不可能と言われた二連覇を二回、通算六度の日本一に輝いている人です。彼の剣風は守りに重きをおいており竹刀が基本である体の中心から外れることが多くあった為日本一にふさわしくないとの批判を一部で受け「良い剣道とはなんなのか!」と悩んだそうです。しかし審判が旗を上げたのだから一本だ。おかしいというなら審判を批判しろという言葉に勇気付けられ少なくとも自分は悪いことはしていないと考えられるようになった。相手を徹底的に研究し癖を見抜き守りに活路を見出し何十年もかかったが最終的によけてから打ちに転じるところまで完成度をあげた。勝つためには守りが重要だ。攻撃的で強い人はいるが試合で勝つ人に共通しているのは「打たせない」ことだと言います。重い勝負師の言葉。

 

1月31日 袋田の滝結氷?

先日恒例の「袋田の滝」を視察してきました。毎年テレビで「袋田の滝」結氷というニュースが出ますのでそれに合わせ様子を見に行きます。しかしもう10年ほどになりますが全面結氷というのにはめぐり合ったことがありません。何時ぞやは7,8割がた凍っているのには出会いましたがそれでも端の方には水が流れていました。トンネル内の写真には全面結氷しそこを人が登っているのがありますがあれは何時の頃の写真なのか。まさか縄文時代前期の氷河期の頃ではないとは思いますがお店の人でも相当の高齢者でなければ見たことはないのではないでしょうか。地球温暖化のせいなのかそれとも地球のサイクルの中で暖かいシーズンに入ろうとしているのかはしりませんが残念です。ついでに袋田の滝から近いところに「浦見の滝:月待の滝」というのがありここには小さな滝が二本有り滝そして水が落下したところが凍り付き見事な造形を作りますがここも今一でした。

 

1月28日 物騒なニュース

夕刊に「立てこもり、医師心配停止」」とありました。どうも弔問に訪れた医師などを住人が猟銃で撃ったようです。医師は心肺停止、一緒にいた理学療法士は腹部を撃たれたとのこと。60代の住人とみられる男が昨晩から立てこもり11時間後の今朝警察が突入して犯人の身柄を確保したと報じられています。日本ではやくざの抗争などで時々発砲事件はありますが今回の事件はどうもその種の人達ではなさそうです。アメリカでは銃の規制が緩やかなこともあり何かというと銃を使う事件が報道されますが日本では滅多にないように思います。これから詳細が分かってくるのでしょうがそれにしても近所の人たちは一晩中怖くて寝られなかったのではないでしょうか。怖い話です。

1月27日 バッグ・クロージャー

私、朝食はパン派です。市販の食パンにハチミツを塗り辛子を少し付けその上にとろけるチーズを乗せトースターで焼くと至ってシンプルです。今日の話題はその食パンの袋です。大概パンの上の方に小さなプラスティックの止め物で袋が閉められています。この止め物は「バッグ・クロージャー」と呼ばれるものでそもそもはアメリカのリンゴ農家の要望に応えて作られたもののようです。簡単に開け閉め出来しっかりと締まるので非常に便利なものですが私はその上の部分の圧着されているところがいつも上手く開きません。妻に「またズタズタにして」と叱られるのですがどんなに丁寧にしてもスーとはいきません。両側を均等に引っ張るのですがどうしても片方に力が入るのか格好悪くなってしまいます。バッグ・クロージャーがあるので余程酷い開け方をしない限り使用上の問題はないのですが確かに不格好ではあります。そんな経験ありませんか?下らん話ですが。

 

 

1月26日 オミクロン対策

オミクロン型が主流になったコロナ陽性者の数が日増しに増え過去最多を更新しています。全国での感染者累計は228万人、死亡者数18,567人と報告されており総人口の2%近くの人が感染しています。交通事故での死亡者数は年間3,000人くらいと聞きますから発病以来の累計としてもやはり多いですね。今回のオミクロン株は何となく症状が軽いといった雰囲気ですがその感染力は異常に強く会社内でも従業員の家族に陽性者が出たりして毎日社長からも基本的な注意を継続しようと声が掛かっています。私は少し収まった時もずっとマスク、うがい、手洗いは実行し続けていますし2回の予防接種も済ませています。また先日予約申し込みの案内が届いたので来月早々に予約が取れました。電車通勤し営業という職業柄どうしても人とは会いますのでやはり予防接種が安心です。幸い前回の接種も大した副作用もなかったので今回も無事に済めばと思っています。

1月25日 狂人

昨日とんでもない事件が報道されていました。電車の座席に横になり煙草を吸っている人に高校生が注意したら激怒し車外に連れ出し殴る蹴るの暴行を加え顔の骨を折る重傷を負わせたというもの。犯人は正当防衛だと言ってるとのこと。この犯人は電車内で座席に横になって煙草を吸っているのですから到底普通の人とは思えませんが高校生は勇気を出して注意したのに酷い暴行を受け土下座までさせられたとのこと。高校生の仲間が二人いたようですしこの暴行の間は10分くらいあったとのことですが駅員や警察を呼ぶことは出来なかったのでしょうか。乗客もいたようですが誰も行動を起こさなかったようです。やばそうな人に関わり合いたくないのは理解できますが通報くらいは出来るでしょうに。それにしても高校生は悔しいでしょうね。体も痛いでしょうが精神的にも大変なショックだと思います。こんな奴は絶対に許せないですね、厳罰に処して欲しいです。

1月24日 リベンジ消費

今日新聞を見ていたら「リベンジ消費」という言葉が出て来ました。去年流行った言葉のようですがある定義だと「これまで我慢していた消費・行動意欲を爆発させるようにコロナ禍以前よりも多く消費や行動をする現象」となっていました。しかし色んなアンケートを見るとコロナ禍前の消費にすら戻らないというのが大勢のようです。もうすっかりコロナ下での生活になれたので今更それを戻すことはないということのようですが、そもそもどうしてコロナの反動でそれ以前より沢山のお金を使いたいのか私には理解出来ません。一定の期間に必ず一定のお金を使わなければならないゲームならいざ知らず持っていて何にもお困らないお金をわざわざ浪費するという考えは私にはありません。きっとごく一部の金融で儲けた人たちが高額商品を買う傾向をみたマスコミが面白がって付けたネーミングだと思いますがまさかそんなことに乗ってムダ使いする人もないでしょうに。

1月21日 となりの「一星君」

お隣に「一星:いっせい」君という小学2年生がいます。彼はこのところ朝6時半頃から毎朝30分程でしょうかお父さんとジョギングをしています。いつもは私が出かけるとき、走り終わって家のそばまで戻ってきたときに会うのですが色白がほほを赤く染めて帰ってきます。今朝は新聞を取りに外に出たら丁度柔軟体操をしており「おはようございます」と声をかけられました。この一星君は多分標準より少し背が低く小太りです。時々回覧板を持ってくるのですが小さくてインターフォンの下の方にちょこんと見えます。彼にはそのたびにほんの気持ちのお菓子を女房が用意しています。その所為でもないでしょうが大分仲良くなりました。私が休みの時に見かけるといつも鼻歌を歌いながら小さな自転車に乗り忙しそうに走っていきます。時には玄関先に友達が数人来てワイワイやっています。歳のせいでしょうか小さな子供を見ると元気に育てよと祈る気持ちになります。

1月20日 就労継続支援B型事業所

今日ある会社に新聞折込とポスティングの説明に行きました。その会社は「就労継続支援B型事業所」でその利用者を募集したいということでした。そもそもこの「就労継続支援B型事業者」というのが何なのか分からなかったのですが話の中で「自力で働くことが困難な人に国のサポートも受けながら仕事の技術を習得し多少の給料を貰いながら働く施設」という理解をした上で説明をしました。帰社して調べてみるとこれにはA型とB型があり契約があるかないかの違いで契約のあるA型の方がより一般就労に近くB型の方は就労というより少しでも社会に馴染めるようになりまた社会貢献もしその対価を少し貰うという障害者向けのようです。身内にも障碍者がいますが学校を卒業すると中々働ける場所はなく親の負担が大きくなるのですがこういった施設があると助かりますね。因みにこの事業は会社の社内研修の場で若手社員から出てきたアイデアを活かして始まったとのこと。

1月19日 トンガの大噴火

今までトンガ王国の正確な場所も知りませんでしたが今回の大噴火でオーストラリアの東側にあることを知りました。それにしてもとんでもない規模の爆発です。衛星から撮った写真を見ると巨大なキノコ雲が勢いよく噴出しているのが分かります。爆発により土砂が大量に流れ込んだのと激しい空気の振動とが重なって太平洋沿岸に大きなTSUNAMIを引き起こしました。空気の振動で波が起きるのは初めて知りました。情報網が寸断されているため現地の詳細ははっきり分かりませんが飛び立ったニュージーランドの軍用機によると島一面が火山灰で覆われ飛行場も着陸できないので軍艦で応援物資を届けるとのこと。日本にはトンガ出身のラガーも多くとてもなじみの深い国です。東北大震災の時にも大変お世話になったと聞きます。まずは現地の情報をつかむのが先ですが地震も、つなみも火山も先進国である日本はこんな時こそ世界に先駆け援助の手を差し伸べるべきです。