3月3日 コロナの変な事例

一時毎日前週の陽性者を下回り収束に向かっているのかなと思ったのですがここ数日また増え始めています。系列店の責任者も数週間前に陽性になり奥様、子供さん方共々自宅療養をしていました。もうじき出勤可という頃になって事務員さんが陽性になりました。彼女は熱もなければ体の不調もなく、「一応PCRを受けといたら」という娘さんの助言に従い検査したのだとか。彼女も指示に従い休んだのですが既に発症していた責任者が濃厚接触者ということでさらに自宅待機になったとのこと。これは不思議ですね。確かに事務員さんの場合は「新株」の可能性がありそれへの免疫がない責任者は再発の恐れがあるということなんでしょうか。今までいくつかの新株が出て来ましたがその度にそんな対応をしていましたかね?初耳のように思いますが。またこの事務員さんは全く症状がない陽性者。ということになれば発表されている数字よりはるかに陽性者は多いのでしょうね。

3月2日 匂いおこせよ

このところ朝新聞を取りに行くのが楽しみです。いえ世の中はウクライナだコロナだときな臭いのでニュースが楽しみというのではありません。我が家のたった一本の鹿児島紅梅が日に日に花をつけ朝空気の澄んでいるときにはその香りが鼻孔をくすぐるのです。真紅の小さな花とまん丸い蕾と青空とそして梅の香り。気持ちがほっこりとなります。ところで有名な菅原道真の歌に誘われたわけではありませんが妻と娘が福岡に今朝発ちました。道真は左遷された恨みつらみを梅に託し自分のことを忘れないでくれと懇願しているのですが、福岡出身の彼女は大宰府の梅の香に誘われたのでしょうか久しぶりの里帰りです。妻は母親の命日とそして介護施設に入っている義父との再会を楽しみにしていました。コロナ禍でもしかした面会できないかもしれませんが年も年なので出来るだけ会っておきたいのだと思います。「匂いおこせよ」亡母と義父が呼んでいるのかもしれません。

 

3月1日 核で脅し!

ロシアのウクライナに対する攻撃は止みません。概ね世界中が非難し一致して経済制裁、プーチン大統領個人への制裁などを発表しています。ロシア国内でも反対の意思表示が出始めていると報道されています。それにつけても「核兵器」の使用をちらつかせながらの交渉には驚きました。「核」は抑止力としての意味合いは分かりますが下手をすると本当に使うのではないか、たとえごく限られた戦略的なものであってもこれまでの状況をみているとプーチン氏だとやりかねないと思ってしまいます。国と国、民族と民族など世界中で紛争の絶え間はなくきれいごとの「平和主義」を言うつもりはありませんが「核」は勘弁してほしいです。というか本当に使ったらそれだけでは済まないことを分った上でこれを道具にする彼が信じられません。兵器、兵員に圧倒的な差がある中での戦争ですのでこのままならいずれロシアの思い通りになってしまいます。戦争以外でのあらゆる解決方法を探ってほしいものです。

2月28日 梅だより

何となくこんな話題をするのは気が引ける時勢ですが先日小田原に梅を見に行きました。梅干し用の梅で名高い曽我梅林と小田原フラワーパークに行ってきました。曽我梅林は例年よりかなり咲くのが遅くまだ7,8部咲きといったところでした。特に枝垂れ梅が遅く満開までにはまだ一週間10日かかりそうです。皆さんコロナ禍でモヤモヤしているせいなのでしょうか人出はとても多く駐車場は30分待ち。また犬連れの方が随分いたのですが家族の一員ということなのでしょう。曽我梅林の方は早々に切り上げフラワーパークに行きましたがここは大正解。専門家の手入れが行き届いているのでどの樹もしっかり花をつけています。また紅梅白梅以外にもいろんな品種がありました。一本の木に紅白の花が咲くもの。絞り、グラヂュエーションなどなどさらに池や丘をこしらえ梅がきれいに見えるような工夫もしています。毎年来るのですが今年も大満足でした。

2月25日 とうとう

とうとうロシアがウクライナに侵攻しました。多少の理由付けはあるのでしょうが私にはまったく今回の侵攻は分かりません。分からないなりにいうと権力の亡者があらゆる玄昉術策を使ってお隣の国に攻め込んだ。勿論国民だって必要でない戦争に皆が賛成しているとは思えませんが表立って反対することは出来ないのでしょう。圧倒的な武力で他国に理由もなく攻め込む、それに対し当事国以外はどうにもならない。こんなことがあってよかろうはずがない。かつて同じような経験を歴史上何回もしてきてもう二度としないと誓ったはずだったのだがたった一人否同様の人物はまだまだいるようですが:の身勝手な権力者のためにすくなくともウクライナは国を奪われようとしている。概ね世界中の国々、人々がどんなに避難しようと聞く耳は持たずひたすらおのれの支配欲ともしかしたら保身のために。まさか「核もあるぞ」というのははったりでしょうが正気の沙汰ではありません。

 

2月24日 爆雪

今回の東北・北海道の大雪には驚きました。「ホワイトアウト」怖いですね。地面の雪が舞い上がり全く視界がきかなくなるのですね。家から出たら方向が分からなくなるような酷さの中、車だとスピードがあるのでとても運転など出来ません。それが数珠つなぎになってにっちもさっちも状態です。一晩で数十cmも降ると車が止まっている間に埋もれてしまいそうです。排気ガスが車内に入ってくるのも怖いですね。食事、トイレはどうするのでしょうか。まったく経験したことがないことなので想像がつきません。また信越の大雪は4mを超えるところがあるとのこと。信じられません。屋根より雪が高く積もるのですから驚きです。家が雪の重みで壊れそうですし、外には出られないし、一日中雪かきをしないといけないなど考えただけでゾットします。関東地方ではそんな雪はまずありませんが雪国の方々には本当にお見舞い申し上げます。春はもう近くまで来ているのですが。

2月22日 ウクライナ紛争

ウクライナ紛争と呼んでいいのかもわかりませんが随分きな臭い様子です。国際政治を大上段からブツつもりは全くありませんしそれほど情報を持っているわけではないので野次馬みたいになりますが何しろ「怖い」話です。どうもロシアがウクライナに難癖をつけて侵略しようとしているように見えます。ウクライナがNATOに加盟するとすぐお膝元までNATOがやってくるいうことになりロシアとしては許せないということなのでしょうか。さすが(?)KGB出身の大統領だけあってあの手この手の情報戦、脅し、はったり、でっち上げまああらゆる手を使うものですね。前回のクリミヤのことがあるので単なる「はったり」とは思えないところが怖い話です。まさかとは思いますが本当に戦争する気なのでしょうか。ウソ、駆け引き、だまし合いの世界にはとんと疎い私(もしかしたら日本人全体かも)には今後の展開は想像すらできません。何とか収まってほしいものです。

2月21日 冬季オリンピック閉幕

何かと話題の多かった北京冬季五輪が終わりました。新聞には日本のメダルがいくつで何番目だとか前回と比べてどうだったとかの論評がありますが私は率直に選手たちの大活躍に感動しました。どの種目も経験したことがない身にとってはもう驚くことばかり。時速130km以上で山から滑ってくる大回転、地上から数mも飛び上がり縦に横に回転して降りるスノーボード、まるでビリヤードのように重たい石を前方の石に正確に当てるカーリングなど素人にはあり得ない技ばかり。4年に一度ということで選手も国も物凄い練習、強化をするのでしょうが、オリンピックがあまりにも大きくなりすぎた為開催国の財政負担は大きくなり、放映利権をめぐる怪しげなことさらには手段を択ばないドーピングなどスポーツそのものとは違う時点での醜さが目立ちました。オリンピックを聖なるものとは思いませんがそれにしてもいま一度開催意義を考える時期が来ていると思います。

2月18日 小平選手と高木選手

スピードスケート女子1000mで高木美帆選手が優勝した。500mから3,000mまでの5種目に出場。種目の専門化が進む中でのオールラウンドプレイヤー。体の疲労と今回のレースではなかなか思うような結果がついてこない苦しい中最後の競技で個人種目初の金メダル。凄いとしか言いようがない。一方の小平選手。競技後に打ち明けた足首の捻挫。本人曰く「絶望的な状況、4年間が台無しになってしまった」からそれでも「勝ち負けじゃなく、競技に取り組む姿勢をしっかり示したい」と最後まで滑りちょっと不格好な作品になったが自分なりに今を乗り越えることが出来た。と。前回のオリンピックで優勝した時に見せたライバル選手への尊敬とおもいやり。ここに究極のスポーツマンシップと彼女の精神的な高みを見たのだが小平選手のすばらしさは今回敗れてもなお飛びぬけていた。競技に勝った高木選手と自分に勝った小平選手と。本当にいいものを見ました。

2月17日 うどん考

先日テレビを見ていたら日本在住の外国人数百人でおいしいファストフードの店を選ぶ番組がありその上位に丸亀製麺が入っていました。何となくうどんは日本人のものみたいな偏見がありましたので少々びっくりしました。ところでこの丸亀製麺の本社は神戸で確か四国丸亀とは縁がなかったように記憶していますが今や「讃岐うどん」で日本を席巻しその名を国内のみならず世界に知らしめるのに大貢献しています。しかしうどんの名物は全国にあります。例えば乾麺では水沢うどん、稲庭うどん、能古うどん(多分これはものすごいローカルなので知る人ぞ知る福岡の味)、生麺の名店は上げればきりがないほど全国にあります。かつて赴任したことがある博多には「かろのうろんや」というのが川端通りにありました。麺は黄色く少し太目でコシがあり出汁は昆布。さらに出汁を取った後の昆布の漬物。絶品でした。名優宇野重吉のご愛用店だったようですが今でもあるのかしら。