12月14日 再会

先日学生時代の友達と東京駅銀の鈴で待ち合わせするが30数年ぶりなので分かるかなと書きました。月曜日に会ってきました。私は東京駅に出かけることは滅多になく銀の鈴も行ったことがありません。遠くから来る人との待ち合わせにはいいだろうと思ったのですがまず銀の鈴が見つかりません。八重洲中央地下ということは知っていたのですが通りすがりの人に聞くも分からず店の人に教えてもらいようやく到着。すぐメールすると待合で座っていた見覚えのある夫婦が手を上げこちらに向かってきます。老人顔になっているだけで体形はそんなに変わっていません。適当な飯屋を探し積る話が始まりました。友の近況、健康、家族のことなど。共通の友人で亡くなっている人もいましたが大概は会社勤めを辞め年金生活であまり大きな変化はなさそうでした。夫婦でゴルフ、海外、国内旅行に精を出している由。お互い元気なことを確認しまた会おうということで別れました。

12月13日 読売歌壇栗木京子

昨日は休刊日だったので今朝掲載。「印籠のやうにジュースを掲げつつ注ぎくるビールをかはす祝宴:三浦直子」私もからきし酒はダメで前の職場では最初から一切飲めないのでウーロン茶で乾杯しました。周りがそれに慣れてくれたので飲めない酒で苦しむこともなかったのですが今度の職場でことが起きました。年末の宴会でよその部署の課長が回ってきてビールを勧めるのですがいつものように「飲めませんので」というとこの課長氏「飲めないのそれとも私の酒は飲みたくないの」と突っかかってきます。一応穏やかに「飲めませんので」と答えましたがやくざの様な彼女の物言いには恐れ入りました。お酒を注いで回る、飲みかけのコップにさらに注ぐといった習慣はいつから始まったのかしりませんが飲めない者にとっては甚だ苦痛です。この方のようにスマートに応対して受け入れられればいいのですが。少し酒が入ってくるとそうもいかない場合もありそうです。

12月12日 対応の違い

今日はポスティングチラシの搬入で大騒動しました。本来今日の午前中に代理店に入るはずのチラシが11時半になっても入らないことが発端です。印刷会社に連絡したら1時間ほど待たせたうえで明日の午前中に搬入予定とのこと。「間違いです。土曜日に対応していただいた○○さんが月曜日午前中に搬入することを約束してくれました。調べてください」というと折り返し「確かにそのように伺っていましたが担当者のミスで火曜日午前中にしてしまったようです」冗談じゃない、何とか今日中に搬入してくれというところからすったんもんだ。結局運送屋に無理を頼んで今日の夕方までに搬入して貰いました。方や連絡すると1時間待たせたうえ間違っていましたがどうしましょう?という印刷屋。方や中継基地を探し出し荷物がどの状態なのか調べ早急に対処してくれた運送屋。えらい違いです。運送屋はこういったことに慣れているということもあるのでしょうが。

12月9日 水仙

今朝最寄り駅から会社に行く途中水仙が咲いているのを見つけました。庭が通り道に面していないので今まで気が付かなかったようです。形から明らかに和品種。水仙の開花時期はとても長く早いのは12月から咲くのもあるとものの本に書いていましたので特別珍しくはないのかもしてませんが。我が家のは葉が出ていますがまだまだ花をつけるような段階ではありません。水仙というとさあこれから春になるぞという合図のように思っていましたが今咲くと冬の合図ですね。江戸時代の俳人加賀の千代女の句に「水仙の名さへつめたう覚えけり」というのがありますから和品種は元々今頃が真っ盛りなのかもしれません。1月を過ぎるとさあ今年の水仙はどうだろうと話すのですが、ほぼ毎年行っている房総保田の水仙ロードは年により本当に差があり今年の春は全くの不作でした。まさかコロナに怯えているわけでもないでしょうが今季は一面花盛りというのを期待しています。

 

12月8日 旧交

昨日学生時代の友人から留守録が入っていました。最近不幸の連絡が多いのでよもやと思いながら夜電話をしましたら本人が元気な声で出ました。「来週東京に行くのだが時間は作れないか、飯でも食おう」とのこと。我々は関西の大学に行き彼はそのまま就職し私は転勤族ということで偶々神戸に勤務していた時代は家族ぐるみの付き合いでしたがそれからもう30数年経ちます。彼はサラリーマン生活の後自営をしていましたがそれも2,3年前に止め悠々自適のようです。何しろゴルフがうまく市の大会などで上位入賞するような腕前で商売もゴルフ絡みでした。勿論OKということで東京駅銀の鈴で待ち合わせということにしました。さすが学生時代は毎日のように会っていたのですからいくら久しぶりとはいえ一発で分かるとは思うのですが、大きく体形や顔つきが変わっていると少々不安です。互いに酒は飲まないのでおいしいものでも食べながら旧交を温めようと思います。

12月7日 初霜

このところ朝の通勤時時々マスクを外すと息が白くなるのには気が付いていましたが今朝は畑が真っ白になっていました。多分初霜だと思います。最低気温を比べると今朝が特別寒かったわけではなさそうですが風向き、日照量などと関係するのでしょう。これからいよいよ本格的な冬になっていくのですね。今春亡くなった虚子の孫稲畑汀子さんに「初霜のありしと告げてゐる大地」というのがありました。なんという句でもないと思うのですが初霜に驚き大地がくっきりと浮かび上がりさあ初霜ですよと告げてでもいるような白さ。やはり凄い俳人はいとも簡単に心の感動を表現できるのですね。「初霜を身におきたらん如く老ゆ:山口青頓」というのもありました。だんだん寒さが身に染みてくる今日この頃。同じ老いるなら凛として初霜のようにすべてを白さの中に閉じ込めてしまう優しさを持っていたいものです。

12月6日 今年の冬

12月に入って急に寒くなりました。このところはYシャツの上にカーディガンを着て更にコートを着込んでの出勤です。事務所でも広いところに一人でいるのでとても寒く2,3日前からヒーターを入れています。12月になっても街に出ることがないので今年の師走がどうなっているのかさっぱり分かりません。私たちの新聞販売協議会は忘年会をしますが一般的にはどいうなのでしょう。コロナ禍の影響はまだあるのでしょうね。都内ではサッカーW杯の盛り上がりで盛り場は賑わっているようですがこのまま年末まで人手が多くなるのでしょうか?ボーナス商戦は、お歳暮は?と一喜一憂していた頃とは違い世の中の景気具合とはあまり関係ない仕事をしているので少々寂しい気もします。それにしてもインフラを重点的に攻撃され電器も思うように使えず勿論石油も不足しているウクライナ、それでなくても寒いという冬を迎える人たちが思いやられます。

12月5日 読売歌壇栗木京子

今日も評のある三点以外から「五回目のワクチン接種したけれどもこれが最後と思う人なし:麻生勝行」私も昨日五回目の接種をしてきましたがコロナ発生以来陽性者のピークは全体を眺めるとだんだん低くなってきているとはいえません。但し最初のころのようには死者は出ていず医療体制も慣れてきて逼迫はしていなさそうです。当初から伝染病の専門家は、人類はこれまでもいろんなウィルスと戦ってきており結局はそれらとどのようにうまくやっていくかというのが対処であり絶滅ということはないだろうといってきました。どこぞの国のようにあるいはどこかの政治家のように威信をかけて「打ち克つのだ」と大上段に振りかぶってもウイルスが消えてなくなることはまずないと考えたほうが良さそうです。ならば出来るだけ広まらないような対策を実施しつつ治療薬を開発しながら平常の生活を取り戻すようにすべきで怖がってばかりいても解決にはならないと思うのですが。

 

12月2日 日本決勝Tへ

それほどのサッカーファンでない私は今朝の試合を見ていません。朝食の時にもテレビをつけないので試合結果をしりませんでした。よもや勝つとは予想していなかったのであまり気にしていなかったのですが会社について一応ニュースを見たら何とスペインを破ったと報じています。朝一の商談で相手の社長に聞くと「見た」「すごかった」とおっしゃる。サッカー事情も選手のことも詳しくはないのでドイツから勝ったことがどれほどのことかそして更にスペインを撃破したことがどんな意味があるのかよくは分かっていませんがきっととんでもないことなのでしょう。特にドイツ戦で活躍した選手たちのコメントを聞くと「俺ガ 俺ガ」と何とも頼もしい自己主張。多分海外で鍛えられているからでしょう。嘗てはストライカー不足、点が取れないと評価されていたように思いますが時代はすっかり変わったのですね。世の中のいろんなモヤモヤが一挙に吹き飛んだように感じます。

12月1日 佐藤さんちの一星君

私の家の隣に佐藤一星くんという小学生4年生の男の子がいます。背が小さく少々こぶとりでお尻がプリプリしています。この一星くんはもう半年位お父さんと早朝ランニングをしています。最初に気が付いたのは夏休み中で、朝お父さんと一緒にランニングかたがた近所の公園で逆上がりの練習をしており、うまくいくようになったら終わりかと思いきや今でも続いており毎朝7時頃に必ず会います。最初は私が「おはよう」と声をかけると恥ずかしそうにニコッとしていたのですが最近は「おはようございます」と返ってくるようになりました。色が白くこのところの冷え込みでほっぺを染めて帰ってきます。彼が回覧板を持ってきたら必ず妻がお駄賃の菓子を渡すのでこれも恒例になりました。四人兄弟の末っ子で一番上とは一回り以上離れておりそのためみんなにかわいがられています。いつ頃反抗期になるのか分かりませんがそれまではせいぜい声掛けをしようと思っています。