4月15日 松山英樹と野茂英雄

日経新聞の「悠々球論」というコラムを野球解説者の権藤博氏が担当しているのだがこれが結構面白い。権藤氏は他の野球人とは一味も二味も違った考え方でとても興味があるのだが今朝は先日マスターズで優勝した松山選手とメジャーリーグへの開拓者となった野茂英雄さんのことを書いています。この二人は食事をしても口数が少なくなんだか「おぬし、できるな」と思わせるんだとか。二人とも天才とは違うセンスの塊だという。彼は練習の仕方がうまいのをセンスと呼ぶらしいのだが野茂や松山は人一倍努力する上にセンスがある、だから頂点に立てたのだといいます。コーチ、監督として沢山のプロ選手を見てきた彼の言葉はきっと正しいのでしょう。努力は報われるといった池江選手もセンスを持っているのだろうという。確かに能力があり人一倍努力をしても皆がそれに見合う成果を得るとは限らないスポーツの世界で結果を出すのはやはりどこかが違うのでしょうね。